笑福亭竹林師匠による全10回(予定)の落語教室が始まりました。
初めは台本を大きな声で読む、ということだけをひたすらやります。
大人になってから朗読ってあんまりする機会ないですよね?
私は子供が毎晩「本を読んで」と言ってくれるので
声に出して本を読むということはまだまだ有る方だと思いますが、
それでもすぐ隣にいる子供達に語りかけるように読むので
声を張ることはほとんどありません。
子供に本を読むときは少し感情を込めたりして読みますが、
このときは「感情も込めなくていい、とにかく大きな声で向こうの人に伝わるように読みなさい」と伝えられ、
大きな声で、調子が落ちないように読むことに注力しました。
この時思ったのは、声を出すのってすごくエネルギーが注入されるなぁということです。
大きな声を出すのって逆にエネルギーを放出してるんじゃないかと思うのですが、
朗読だからかな、体の中からすごくエネルギーがみなぎってきてちょっとした興奮状態になることに気がつきました。
もちろん体は疲れますけどね。でも、なんだかパワーが出てくるんです。不思議です。
落語って会話の掛け合いなので、ほぼ口語なのもいいのかもしれませんね。